いつもetocatoを応援いただきありがとうございます。
以前から準備を進めていた新工房の建設が、ついに始まりました!
工房が完成するまでの様子を建築日記としてシリーズで投稿していきますね。
記念すべき第1回目となる今回は、工房のベース、床や壁の様子を写真と共にお届けします!
はじめに:etocatoの新工房建設、いよいよ本格スタート!
いよいよ、わたしたちの新しい工房の建設が本格的にスタートしました!
これまで図面の上で進めてきた計画が、ついに目に見える形で動き出し、わたしたち自身も感動と興奮で胸がいっぱいです。
この建築日記シリーズは、単なる工事の記録ではなく、皆さまにもわたしたちと同じように完成するまでのワクワクを楽しんでいただければと思います。
機能面や衛生などのこだわりもある工房です。
実際にご来店いただく場所ではありませんが、完成までのプロセスを通じて、etocatoの商品の裏側にある安心と技術を知っていただくきっかけになれば幸いです。
記念すべき第1回目の今回は、工事が始まったばかりの床と壁の様子をお届けします。
ここから、皆さまに「ひと匙の魔法」をお届けする場所が生まれます。
ぜひ最後までご覧ください
工事開始!床と壁に現れた工房の”設計図”

いよいよ工事が始まると、何もない空間だったはずの床や壁が一気に変化を始めました。
今回の主役は、床や天井に開いたたくさんの穴と、新しく設置される扉のための開口部です。
これは、もちろんただの穴ではありません。
etocatoの工房がこれから持つことになる、機能的な設備を正確に配置するための設計図。
床や天井の穴は、給排水管やガス配管、電気配線が通るためのルートが読み取れます。
そして、壁に開いた大きな穴は、この後のセクションで詳しくご紹介する扉が設置される場所です。
完成すると目に見えなくなる部分ですが、『これが食品製造をする工房になるベースの部分なのだな』と、そこかしこに開いた穴を現場で見ながら感じています。
わたしたちが図面で確認してきた設計が、現場で着実に形になり始めていることに、改めて職人さんの仕事のすごさを感じています
食品製造には不可欠。環境にも配慮したグリストラップの設置
床に開いた穴から見えるのは、食品製造を行う上で重要な設備の一つである、グリストラップ(油脂分離槽)です。
食品製造に関わる方にはお馴染みですが、そうでない場合にはあまり馴染みのない設備ではないでしょうか。
衛生管理と環境対策の両面から設置が欠かせない、この設備の役割をご説明します。
厨房の「詰まり」を防ぐ。排水管の保全における重要な役割

食品製造の厨房で、なぜグリストラップが「縁の下の力持ち」として欠かせない存在なのか?
理由はシンプルに、排水管を守るためです。
わたしたちが調理で使う油は、熱いうちは液体ですが、冷えるとすぐに固まってしまいます。
この固まった油と、洗い物で流れてしまう小さな食材のカス(生ゴミ)こそが、排水管にとって最大の敵です。
これらをそのまま流すと、排水管の内側にどんどんへばりつき、排水管を細くしていきます。
やがて水が流れない、排水が逆流するなどのトラブルを引き起こしてしまうのです。
グリストラップは、この油とカスが下水道へ流れる前に、3つの槽で物理的に分離・回収してくれる濾過装置です。
この設備があることで、排水管の詰まりや悪臭などの心配をせずに、毎日安心して調理に集中することができます。
「水をきれいにする」環境対策
グリストラップの重要な役割は、お店の衛生環境を守るだけではありません。
その役割は、もっと大きな環境へと繋がっています。
わたしたちが使用した後の排水は、最終的に下水道を通って下水処理場へ送られます。
もし、お店から油や食材カスがそのまま流れてしまうと、処理場に大きな負担をかけてしまいます。
特に油分は、微生物による分解が難しいため、処理場の浄化機能を大きく低下させる原因となります。
グリストラップは、この環境への負荷を減らすための第一歩です。
排水が下水道に流れる前に、まずお店の敷地内で油分や固形物を取り除き、水をきれいにしてから公共のシステムへ送り出す役割を果たします。
これにより、下水処理場は効率的に水をきれいにすることができ、結果として、わたしたちの街の川や海の水質を守ることに繋がります。
グリストラップの設置・適切な清掃は、環境保護を目的とした下水道法や水質汚濁防止法などの法令で義務付けられています。
グリストラップは、わたしたちが「美味しい」を提供するプロとして、そして社会の一員として水を守る責任を果たすための、不可欠な設備です。
厨房の使いやすさを決める「扉の開口部」と衛生区域
床下のグリストラップと並び、今回の工事で大きな変化を見せたのが壁面です。

写真にある大きな開口部は、元々壁だった場所に新設される扉のためのスペースです。
この扉が新設されるのは、厨房とバックヤードを直で結ぶ重要なルートです。
この場所は元々壁があった為、厨房とバックヤードを行き来する際は、一度事務スペースを経由しなくてはなりませんでした。
「厨房とバックヤードの間に、扉があった方が動線が良い」というデザイナーさんのご提案もあり、ここに扉を新設することになりました。
また、事務スペースは資材や人が行き交う場所なので、バックヤードから厨房へ直で移動出来る扉の新設は、衛生面でも必要なルートとなります。
食品の製造においては、効率的な動線と衛生区域の分離が特に重要です。
この扉は、調理を行う「厨房」と、荷物や資材を扱う「バックヤード」を明確に分ける境界線となります。
扉ができることで、スムーズな移動が可能になります。
また「事務スペース」を経由せずに「厨房」へ直行できる動線は、汚染リスクを下げることにも繋がります。
新設される扉は、動線の最適化と清潔に作業できる環境を作ります。
建築日記は続く:etocatoの挑戦をぜひとも見守ってください
建築日記シリーズの記念すべき第一回目「etocato建築日記 Vol.01」を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました
今回のレポートでは、グリストラップの設置や扉の開口部など、工房の基盤となる部分の工事の様子をお届けしました。
目に見えなくなる場所ではありますが、わたしたちが衛生管理と効率にどれだけ真剣に向き合っているかを感じていただけたら幸いです。

着工したばかりですが、ここから天井や壁、内装と、工房は劇的に変化していきます。
わたしたちの新しい挑戦が形になっていくプロセスを、ぜひ皆さまと一緒に楽しみたいと思っています。
次回もどうぞお楽しみに!
この「建築日記」シリーズは、完成まで定期的に更新していく予定です。
etocatoの新しい工房がどうなっていくのか、次回の進捗を見逃さないためにも、ぜひこのブログをブックマーク、または公式Instagramをフォローしてお待ちください!
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⋱次回の工房の変化をいち早くキャッチ!⋰

